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ディスプレイ上の美少女を見てひたすらニヤニヤするブログ
27 . November
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30 . October
Lillian  
ティンクル☆くるせいだーす
 (Lillian)  評価 ★★★

  3年振りのカンナギレイ原画の作品ということで発売日にゲットしていました。元々ボリュームが有る作品なのですがやり込み要素も多く―――サブキャラルートの攻略、トロフィーの収集、ACTパートのバトル・・・etc―――ひとまず区切りを付けるまで時間が掛かることは必至。約一ヶ月間ちょろちょろプレイし続けたのにも関わらずフルコンプに至っていないというのは一体どういうこと?(完全五人ユニゾンはともかく200時間以上のプレイはチョットマテト・・・)

■華麗なヴィジュアル面

  今作の一番の売りは、派手なエフェクトを駆使したバトルパートに代表されるようにヴィジュアル面が非常に良いことでしょう。通常サイズで1024×614の高解像度ワイド仕様。背景アニメーションや、立ち絵も豊富でヒロインの表情もコロコロ変わり、画面の中をキャラクターたちが所狭しと動き回ります。ヴィジュアル面の完成度は現時点での業界最高峰と言ってもいいでしょう。まさにエクセレントな出来です。エロゲー業界では2世代、3世代前のマシンを対象にするような低スペックでプレイ可能な作品が多い中でよく挑戦したと褒めたいほど。

■どうやっても「プリっち」と比べられる「クルくる」

  OHPでの売り文句の多くに―――前作「プリンセスうぃっちいず」と比べて~―――という言葉が多く使われています。メーカー側が前作を意識して製作していることから、ユーザー側も前作「プリンセスうぃっちいず」と今作「ティンクル☆くるせいだーす」を比べてしまうのは自明の理でしょう。

  前述したようにシステム面、特にヴィジュアルの向上は文句の無いところですが、プリっちで好評だった萌えエロ展開はどこへ行ったのでしょうか?プリっちのいつどこで誰とHし始めるのか分からないという萌えゲーとしては少々危ういエロス展開が大好きだった自分としては残念としか言いようがありません。萌えゲーとしては破天荒ながらwktkな展開を見せたプリっちに比べるとクルくるはなんとも平凡な優等生タイプの萌えゲーとでも言うべきでしょう。総評として言ってしまうと激しく平凡としか言いようの無い内容です。

  シナリオライターは丸谷秀人氏、しげた氏、中本穂積氏の御三方。このうち中本氏はご本人のサイトから1キャラルートを担当したことが分かりましたが、全ルートがこれといった特徴が無くシナリオは凡庸。誰がどのヒロインを担当したのかよく判らないことからライターがそれぞれの持ち味を出すように作られた作品とは言い難いでしょう。丸谷秀人氏にはシナリオ面が絶賛されるような代表作があり、しげた氏は前作「プリンセスうぃっちいず」のメインライターです。私自身この陣容で平凡な内容の作品が出てくるとは考えてもいませんでした。

■そこはかとなく漂う「メディアミックス化」臭

  ここで一つ疑問が出てきます。個性的とも言うべきライター陣が製作に関わっているのに何故、平凡な内容の作品となったのでしょうか?クルくるが平凡な萌えゲーとして製作されたのはライター陣に問題があるのではなくメーカーであるLillianに問題があったのではないでしょうか。

  エロシーンは分割での水増し、個別ルート終盤でのおまけのような扱いを見ればOHP上での売り文句は大袈裟としか言えません。鍛えられたエロゲーマーなら特別に印象に残るようなシーンもなかったのではないでしょうか。おっきして堪らない!といったことは私の場合ありませんでしたし。また『おまけ』程度のエロシーンが無くとも作品として成り立ちますからエロシーンをとっぱらうことも容易でしょう。

  シナリオ自体が平凡と前述しましたが対象が中高生向きといった感じです。世界の危機もなんのその。愛と友情とガッツで解決!ついでにヒロインたちの悩みやわだかまりなんかも解けて大団円!という、分かり易さ重視と言えば聞えがいいですが、萌えキャラで引っ張っていけばどうにかなるだろ。といった何の捻りも無い内容です。

このようなペラペラな中身になったのはメーカーがメディアミックス化を狙ったことが原因ではないかと私は考えています。

  多数に受け入れられるように癖の無い(尖った部分の無い)シナリオにするようライター側にメーカーが指示をしたのではないでしょうか。アニメやCS化を前提として作ったと考えれば上で述べた疑問がすっきり説明がつきます。ライター陣の過去作と比べても今作は挑戦的な内容のタイトルとは考えられず、寧ろ様々な規約の中で窮屈に作ったと考えるとしっくりきます。

  何が不満かと言えば、『萌えエロ展開ががっかりだった』の一言に尽きます。プリっち序盤のおバカ&エロス展開が終始続くものをクルくるに求めていたのは私だけではないはず。十分ニーズはあると思うのですがどうなんでしょうか。

■総評という名の愚痴と後書き

  散々扱き下ろしてしまった訳ですが、案外僕自身は楽しんでプレイしていました。期待していた萌えエロ展開がどこかへ行ってしまったのが悔しくて悲しくて気付いたらこんなにグチグチ書いてたのは僕がどうしようもないエロゲーマーだからです。ごめんなさい。

  内容はネタバレするまでもペラペラなのですが作品の雰囲気は凄く好きです。私は即物的にキャラに萌えられるのでニヤニヤもできました。物語ありきでキャラに萌えを感じるタイプじゃなくて良かったぜと下卑た笑いも浮かべておりました。が、やはりこの作品をやればやるほどメディアミックス化が前提で作られたんだろうなぁと口惜しくなってしまう訳です。

  上でふれなかったのですが公開されていないので言及しませんが声優陣も裏名義もあるけど基本的に表名義で活躍されている方や、エロゲー初出演じゃないかと思われる方などが多くもろCS化狙ってますよね(笑)みたいに考えてしまうボクは大分すれてしまっているのでしょう。

  しかしCS移植を前提に作られていると考えるとボクみたいな純粋なエロゲーマーとしてはなんだか悲しくなってしまうのです。例えるなら人気のなくなってきたアイドルがだんだん汚れキャラとして地位を確立してしまうような悲しさ。状況が逆じゃないって突っ込みは要りません。意味不明ですが『あんな可愛い子が股を開かない訳ないじゃないっ!』といった心境です。こんなに長くつらつら書いてきてなんですが、エロゲー作っているのだからエロに力入れないでどーすんの!ってことが言いたかっただけです。

  総じて好きである要素はあるのだけれど気に食わない部分もあるといった非常に口惜しい作品です。良いところもあるけれど突けばボロが山のように出てくる。やろうとしていることも褒めたいような貶したいような、非常に悩ましい作品であることは間違いないです。



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30 . October
 明日31日にもまた新作が出ますが、先週24日に出た分と併せても購入予定のものは特に無し。『片恋の月えくすとら』が気になっているくらいです。それ以上に特典CDが欲しいのですが。OPの『Moon Story』が凄く良いですね。それにしてもUR@Nさんの声域が凄過ぎる。めちゃめちゃパワフル。高音が凄くかっこいい。女性の方でもあそこまで高い声出せる方って稀だと思うんですが。

 UR@NさんはALICE SOUND COLLECTION Ⅷ 収録曲『A night comes!』(アレンジver)から注目していたのですが最近では第二文芸部での活躍なんかで知名度上がってきた感じがします。milktub関連以外でもAngel NoteのBAL(内藤侑史&山田屋カズ)作曲の『refrain moon』(片恋の月 主題歌)、上で紹介した『Moon Story』(片恋の月えくすとら 主題歌)、ALICESOFTのShade氏作曲の『風のように 炎のように』(超昂閃忍ハルカ 主題歌)と活躍の場を拡げているのですが、まだまだ歌声を聞ける機会が少ないので頑張って欲しい限りです。特に内藤侑史さん&山田屋カズさん作曲の曲と相性が凄く良いと思うので、ガンガン組んで貰いたいなぁと個人的に思ってます。ソロアルバムもどこかで出して欲しいですね。出れば絶対買いたいです。

30 . October
 いつの間にか一週間以上更新の間が空いてしまいました。始めたばかりでこの調子じゃ不味いだろ。毎日更新とかされている方のバイタリティーってどこから来るんだろうか?凄い労力費やしていると思うんですが。

  漆黒のシャルノスサポーターサイトが25日の更新で139サイトになった模様。もう、まとめめとか無理ですね、これは・・・。全サイトを隈なく見て回るだけで3・4時間は掛かりそうです。流石にヤル気でないなぁ。ちょろっと巡回して見つけたサイト様を追加とかしてみましたが、全サイトを見て回ってないので確実に抜けがあるはず。自作の壁紙もなんだか良い感じに作れず放置中。gdgdと言う言葉がこれほど当てはまるブログもないわな。うん、もう本当にどうしようもないわw

  ブログのプラグインにfeed meterというものを追加しました。それとはてなブログとかで見かけて気になっていたあわせて読みたいというプラグインも追加してみました。自分のブログを訪れている閲覧者がどんなブログを見ているのか?ということが表示されるサービスです。ブログをやっている側としては閲覧者がどのような層の人なのか?どのようなことに興味があるのか?また他にどのようなサイトを見ているのか?ということはかなり気になるところです。今のところ、このブログは日に10~20hit程度と過疎地どころか限界集落なプレビュー数なので有効に使えるのかどうか全く分からないのが悩みの種なのですが。定期的に見てくれる方が増えるように有用なコンテンツを考えていかなければ、と思う今日この頃です。
19 . October
漆黒のシャルノスオフィシャルサポーターサイトの中で公式素材を使用した自作の配布物を公開中のサイト様を勝手にまとめてみました。順番適当です。手作業でサイトを回って調べたため抜けは多分あるかと思います^^;
抜けを発見、リンクミス、苦情とかあればコメント下さい。※最終チェック11/03 

Fancies Addiction / 管理人:笹原幸様 配布物:PC用壁紙

ForAdLiar / 管理人:幸平様 配布物:PC用壁紙

In the Air~ / 管理人:ななの様 / 配布物:PC用壁紙

Thoughtless Web / 管理人:久々野朽風様 / 配布物:PC用壁紙

TheAzure / 管理人:ルオナ様 / 配布物:PC用壁紙 Sound Player Lilith用フェイス

to the bitters end / 管理人:イトウ様 / 配布物:PC用壁紙

2ちゃんライアースレご休憩所 / 管理人:狐阪◆.71KiTsUNE様
 配布物:スクリーンセーバー、PC用壁紙(カレンダー)

明らかに偏った日々 / 管理人:羽条麻月様 / 配布物:PC用壁紙

かいてんもくば / 管理人:高村様 / 配布物:PC用壁紙

サリーとアン / 管理人:森田森子様 / 配布物:携帯用壁紙

まるちいんさいど。 / 管理人:へむへむ様 / 配布物:PC用壁紙

妄想×暴走×埋葬 / 管理人:SHG様 / 配布物:PC用壁紙

ランガ / 管理人:浮泉様 / 配布物:PC用壁紙

Taihoon / 管理人:アノニマスター様 / 配布物:PC用壁紙

藍空亭 / 管理人:しあん様 / 配布物:PC用壁紙

すときゃすてぃくす / 管理人:ゆず茶様 / 配布物:PC用壁紙

解して並べて揃えて晒すブログ / 管理人:que様 / 配布物:PC用壁紙

赤箱組合・仮事務局 / 管理人:やたみ様 / 配布物:PC用壁紙

Maison Des Fillettes / 管理人:Nymphet様 / 配布物:PC用壁紙

470in / 管理人:科様 / 配布物:Sound Player Lilith用フェイス

※管理人が新たに配布物公開中のサイト様を見つけ次第リンク追加していきます。

18 . October
 と言うことでゲームインプレを一つ書きました。シュガスパですが実に良い萌えゲーだった。女の子が可愛いってことは、やはりエロゲーの重要ポイントだと思うんですよ。萌えゲーでヒロインの魅力が絵と声以外皆無ってのが一番辛いです。舞台装置(例えばおもいっきり型にはまった量産型池沼ヒロインみたいなキャラ)としか見えないヒロインと『にゃんにゃん』したいという欲望が湧き上がってこないですからね。
 
 現在『スマガ』が終了したので次にインプレを書きたいと思ってます。久しぶりに長作をやった気がします。長かったけどそれに耐えられる作り込みには舌を巻きました。Nitro+作品も処女作の『Phantom -PHANTOM OF INFERNO-』からプレイし続けてきましたが、メーカーの内部事情が少しづつ変わってきていることが如実に分かります。プレイ後に見たスタッフコーナーでの虚淵玄氏の後書きが少し考え物なのですが…

 シャルノスの自作壁紙が結構難儀。ふっ、ふっ、はぁー!と、まぁ~難産です。キャラの切り抜きやってたら終了間際にGIMPが急に固まったりして大分テンション下がりました。あれって経験したことが無い人には伝わりにくいとは思うんですが、本気で凹む。新PCに変えてから初の壁紙作成だったのでマシーンの性能を過信していた私が悪いのですが。実際CPU使用率、メモリの空きも十分だったので選択領域を反転したくらいでどうーってことないでしょ。と思うのが人情だよね。ちゃんと小まめに保存しておくべきでしたってのが結論です。情けない。

 そういえば、炉利スキーエロゲーマー御用達のRUNEがいつの間にかお亡くなりになっていたようです。原画の野々原幹さんは何処へ?って感じで探していたらたぬきそふとってところで確認できました。RUNEを抜けたスタッフで作ったブランドなのでしょうか?処女作の『姪少女』ってモロに『娘姉妹』じゃないですか^^; 焼き回し?いえいえ、そんなこと関係ありません。幼女は大好物なので買いますよ。しかし相変わらず主人公は紳士(ド変態の腐れ野郎)ですね。娘姉妹と同じすぎて吹きました。スタッフブログを読んだらスタッフも良い具合に紳士。これは期待せざるを得ないです。
17 . October
Sugar+Spice 応援バナー
Sugar+Spice! (Chuablesoft)  評価 ★★★

 *ネタバレが含まれるためゲーム本編終了後に読まれることをお勧めします。

  Chuablesoftの作品は初プレイでした。システム画面や女の子の私服なんかも含めてお洒落な作品。一番の見所はキャラ間の遣り取りを軸とした雰囲気の良さでしょう。ヒロイン同士がとても仲が良く主人公と共に和気藹々とした学園生活を繰り広げます。和やかな世界観が非常に心地好く、作品の大半を占める"ただの日常描写"がまったりと楽しめる。良い萌えゲーを満喫できました。

What are little girls made of?(女の子って なんでできてる?)
What are little girls made of?(女の子って なんでできてる?)
Sugar and spice(おさとうに スパイス)
And everything nice,(すてきなもの いっぱい)
That's what little girls are made of.(そんなもので できてるよ)


  基本的に話の大きな起伏は無く、キャラクター達の日常的な掛け合いを見てニヤニヤするのが正しい作品です。サブキャラ達も交えた数多くのエピソードが用意されているため各ヒロインの魅力を巧く引き出すことに成功しています。「スパイス」については少々物足りなかった感がありますが「おさとう」については物凄く楽しめます。惜しむらくは「すてきなもの」(ここはやはりエロスだろ)は薄味で満足出来るものでは無かったことでしょうか。

  導入部で主人公は記憶障害であり、作品世界観を何も知らないプレイヤーと同じ状況だったため主人公への感情移入は容易いです。記憶障害が原因となってプレイ期間前の主人公とヒロインとの関係が不透明ですが進めていくうちに徐々に明らかになっていき、記憶障害となった直接の原因も語られることになります。

  主人公の記憶障害をどのように解決するのか気になっていましたが、最終的に元の記憶は完全には戻らず事故後からヒロイン達と過ごした期間を重要視するという結論は好印象。逆であればプレイ期間中の出来事を否定してしまうことになりますし。寧ろ作品本編を否定してしまいかねないですからね。

  システムが少し特徴的で普通のADV形式に加えて、各季節ごとにMAP画面があり自由に見たいエピソードを選択できるものでした。To Heartシリーズ(Leaf)の様なキャラクター選択で話を進めていくものとは少し違った印象です。ゲーム内の期間は1年間で各季節に散りばめられたショートエピソードは数百となかなかのボリューム。しかし好きなときに告白ができるシステムが上記のシステムと巧く融合出来ていなかったという印象を受けました。一部、付き合いだしたヒロインが登場する日常エピソードで違和感を覚えることが多々ありました。ヒロインとのやりとりが付き合っているとは思えないほど淡白であったり、彼女の前で主人公が他のヒロインになびいたりと。それはねーよ、思う場面がチラホラと見られたのは残念です。この不満点を解消するにはフラグ管理とテキスト差分が物凄く増えてしまいそうです(例えばヒロインが三人登場するエピソードだと、誰とも付き合っていない状態、それぞれのヒロインと付き合っている状態の4通りの展開が考えられます)ので、有る程度は仕方ないと妥協すべきかもしれません。

  エッチシーンはそこらへんの萌えゲーと違わず非常に薄味です。個人的にはもっと力を入れて欲しいと感じました。ハモのねっとりフェラを期待したのはボクだけじゃないはず。と言うか淡白すぎて涙目です^^;

  お気に入りヒロイン:早乙女司(オトメ)
CVが金松由花さんの時点でノックアウトです。やたらとナチュラルな英語に驚きました。

※発売直後には新品での購入者にのみ修正パッチを公開し、中古での購入者にはサポート無しという対応にゴタゴタしましたが現在は中古品購入者にも修正パッチを配布しています。

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